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A.C
Master Member
 
A.C的大頭照
 

加入日期: Sep 2003
文章: 1,733
天使の彫像

作詞:Revo
作曲:Revo
 唄:じまんぐ
 声:深見梨加、能登麻美子、ゆかな

後の世に【神の手を持つ者】──
と称される彫刻家『Auguste Laurant』
戦乱の最中に失われ 平和と共に姿を現したとされる
未だ神秘の薄布に包まれた彫像 彼の稀代の傑作
『天使』に秘められし 知られざる《物語》……

 「物言わぬ冷たい石に 生命を灯せる等と
  俗人達が謳うのは 唯の驕りに過ぎぬ
  在る物を唯在る様に 両の手で受け止めて
  温もりに接吻けるように 想いを象るだけ……」

《風車小屋》 空を抱いて 廻り続ける丘の上
工房は他を拒むように 静かに佇む影…

彼は唯独りで描いた 我が子の表情も知らずに……

【足り 0501 いのは小手先の素描力では 0501 い──現実をも超える想像力】
 「嗚呼…光を…嗚呼…もっと光を…『即ち創造』…憂いの光を……」

生涯逢わぬと誓い 0501 がら 足げく通う修道院
子供達の笑い声 壁越しに聴いている…
 「君の手が今掴んでいるであろう その《宝石》はとても壊れ易い
  その手を離しては 0501 らない 例え何が襲おうとも……」

彼は日々独りで描いた 我が子の笑顔も知らずに……

【必要 0501 のは過ぎし日の後悔では 0501 い──幻想をも紡ぐ愛情】
 「嗚呼…光を…嗚呼…もっと光を…『即ち贖罪』…救いの光を……」

如何 0501 る 賢者 であれ 零れる砂は止められ 0501 い
彼に用意された銀色の砂時計 残された砂はあと僅か……

母親の灯を奪って この世に灯った小さ 0501《焔》
その輝きを憎んでしまった 愚か 0501 男の最期の悪足掻き…

想像の翼は広がり やがて『彫像』の背に翼を広げた──
 「嗚呼…もう想い遺すことは 0501 い やっと笑ってくれたね……」
舊 2006-11-24, 01:35 AM #9
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